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流れゆく風の如く、降り注ぐ光の如く、飾らない素直な心で日々を生きられたなら、どんなに素晴らしいことだろうか…。
想いやる心は慈愛に満たされ、交わし合う言葉は暖かさに溢れ、携える其の手に優しさを湛えて、人と出逢い語り合うことが喜びとなるような、そうした世界に住んでみたいと思わないであろうか…。
これは誰もが心の奥底に、大切に抱いているところの、総ての生命共通の理想である。
その総ての生命共通の理想が、あまりにも深い所に仕舞い込んであるがために、安易に見い出せる人と、容易に見い出せない人とが出て来るのである。
貴方も夢追い人であるならば、貴方の夢を通して、飛び出したがっている本当の理想(愛なる想い)を、何時かは必ず呼び(掘り)出してあげてほしい…。
貴方の内部から語り掛けてくる愛なる光(理想)が、活躍の時期を待ち望んでいるのである。
夢追い人とは、映画の上映者であると言える。
理想という光源(愛)から光を照らし出し、貴方の夢というフィルム(ネガ)を通して、実現という銀幕(スクリーン)上に、貴方の夢が躍動するのである。
理想(光)がフィルム(貴方の夢)を通して、上映(表現)されて来るのである。
ゆえに貴方の夢(個性)には貴方なりの、貴方だけの、貴方にしかない彩りがある。
貴方に適した役割(夢追い)があると言うことだ…。
地球という銀幕(キャンパス)に、最高の幸福な世界(ユートピア)を映し出す為にも、貴方の個性(色合い)が必要である。
貴方の夢追いが必要なのだ。
たとえ誰であろうと、必ず配色(役割)が与えられているのである。
さあ、貴方も顔を上げて、多くの天命(夢)たちと一緒に歩み始めようではないか。
心に情熱と勇気を持て!
形だけの仮初めのものではなく、内に秘めたる本当の情熱と勇気を持て…。
上辺だけの情熱は長く続かない。
上辺だけの勇気は虚しいばかりである。
本当の情熱と勇気とは、内に秘めたる『静かなる情熱』『静かなる勇気』である。
情熱と勇気が本物であるならば、隠しても隠しても全身より、雰囲気となりて湧き出てくるのである。
本当の情熱を持て。
本当の勇気を抱け。
偽りなき情熱は、時代を超えてゆくのである。
偽りなき勇気は、障壁を越えてゆくのである。
情熱は時(時代)を超え、貴方を限りなく愛(理想)に導いてくれるであろう。
行き着く先は『永遠』である。
貴方の命は永遠に生き通しの生命なのだ。
勇気は壁(困難)を越え、貴方の歩みの前途を限りなく開かしめてくれるであろう。
行き着く先は『無限』である。
貴方の命は無限に愛が溢れ来る生命なのだ。
夢追いし者が地上にて夢を叶えてゆく為に、自らの運命を開拓してゆく為に、与えられたる剣(つるぎ)こそ、この情熱の剣(十拳剣…魔を降す剣)・勇気の剣(草薙剣…困難を退ける剣)である。
情熱の剣(十拳剣)を縦軸(時間軸…過去・現在・未来)にし、勇気の剣(草薙剣)を横軸(空間軸…高低・遠近・深浅)にして、二本の剣を十字に構え、あらゆる苦難困難を切り開いてゆけ…。
十字に構えた光の剣の前には、あらゆる暗闇(苦難困難)は退かざる負えないのである。
夢追い人にとって、最も警戒せねばならんものとは『失望』『怠惰』である。
言葉を変えるなら『諦め』『無気力』『妥協』である。
これらの芽が出始めたならば、早い時期に凪ぎ払ってゆく必要がある。
どんなに優れた人であっても、現象界に生きる限り、失望怠惰の腐敗が進み過ぎてしまったならば、其処から抜け出すことが誠に困難となるのである。
毒されてはならないのだ。
失望怠惰に取り巻かれたとしても決して狼狽える必要はない。
貴方の心の中にある二本の剣(情熱・勇気)を取り出して、敬虔な心で、素直な心で、明るい心で…、十字に構えた其の剣を、高く高く掲げるだけでよいのである。
剣の達人は無闇に剣を振り回さない。
高く掲げた十字の剣(情熱・勇気)を、心に深く刻むだけなのだ。
あとは静かに歩み続けるだけである。
常に何かに向かい、遠くを目指す者ほど、その歩みは慎重であり確かであり、目立つ事なき静かな歩みとなるであろう。
その想いを、その行為を、それらの努力を、ただひたすら積み重ね、つまらぬ誹り(批難)を気にする事なく、信じた夢に向かって一歩一歩あゆみ続けるのみである。
水の流れを見よ。
誰に教えられることなく、自然に高みから低みへと流れて、流れの途路に於いて全ての生命たちの生計に役立ち、暮らしに潤いを与え、使命が済んだら海へと帰るのである。
そしてやがて蒸発(気化)して、次なる新たな理想(使命役割)の為に、自らを奉仕させんとするのである。
水の流れでさえ立派に運命の開拓(夢追い)をしているではないか…。
ましてや其れ以上に優れた貴方たちであるならば、さらに立派な運命の開拓(夢追い)を、果たしてゆくことが出来るのである。
貴方の夢(理想)は必ず叶うのである。
何故なら貴方の心の奥底に、暖かき愛の想いが確かに観えるからなのだ。
貴方よ夢を持て。
そしてその夢に希望を描け…。
情熱と勇気を心に携えて、限りなく果てしなく其の夢を叶えてゆけ…。
貴方の夢は、もはや貴方だけのものではなく、貴方の夢の実現を多くの若者たち(夢追い人たち)が期待しているのである。
貴方の夢追いは彼らの道標でもあるのだ…。
06 実相流転 【炎の道標編】 【風の道標編】