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貴方よ、高貴なる夢を持て。
偉大なる夢を持て。
美しき理想を描け…。
何ゆえに貴方は、夢を持ってはいけないのか。
何ゆえに貴方は、夢を追ってはいけないのか。
夢を持つことが何故、異端視されねばならないのですか。
夢すら抱けない人の方が、どれほど惨めで情けないことであるかを、何時になったら気付くのでしょうか…。
人間以外の動物たちの中で、夢を描き続けるものが、はたして居るであろうか。
人間以外の植物たちの中で、自由自在に理想を描くものが、ひとつとてあるであろうか。
規制なく枠付けなく、時の流れを越えてすら、広大無辺に夢を描き続けることが出来るものは、万物の霊長と言われる貴方たち人間でしかないのだ。
創造(想像)の自由が与えられているものは人間のみである。
貴方は貴方の夢を、限りなく描き続ける時のみ、貴方が万物の霊長である人間としての証明を、ここに果たしていることになるのである。
日々の生活を維持するのみであるならば、動植物たちの方が、よほど上手にこなすのである。
つまらない不平不満を言わないだけ、彼らの方が勝っているかもしれない。
しかしながら彼ら動植物たちにして、奇しくも果たし得ないものがあるとするならば、それこそ限りなく夢を描く力であると言うことだ。
彼ら動植物たちが羨む力(夢を描き実現する力)を、幸運にも貴方は持っているのである。
貴方は夢を持ち、その夢を何処までも描き続け、限りなく実現してゆくことに於いて、人間として生きていることの証明を果たせよ…。
貴方が人間として時を刻んでいるということの、偽りなき証拠とせよ…。
貴方は動物ではないのだ。
大宇宙の創造主が《宇宙よ、銀河よ、かくあれ…》と、悠久無辺なる夢を実現された如く、宇宙の創造主と全く同じ創造の力(夢を描く力)が、貴方の心の中にも宿っているのである。
その力の偉大なることを信ぜよ。
貴方の内なる心の絶大なることを信ぜよ。
何事も信ずることから始まるのである。
信ずる者のみが夢を叶えてゆくのである。
信念の力こそ、天球を貫き大地を揺るがせ、深き闇夜を退ける、大いなる光の進軍であるのだ。
光が軍を成して進みゆくとき、目映いばかりの輝きとなるのである。
貴方の夢を輝かせる為には、揺るぎなき信念によりて、貴方が描く夢の達成を、信じて信じて信じ抜け…。
これこそ夢を追うものにとっての、最も大切なキーポイントである。
鍵が無くては扉は開くまい。
鍵を捻らなくば乗り物は動くまい。
然らば貴方の夢追いの、鍵(信念)を鍵穴(夢追い)に挿し込んで(貫いて)、始動キー(信じる心)を捻る(歩み始める)しかないではないか…。
貴方が夢を持てない理由は、その夢に愛の想いが気薄であるからである。
貴方が夢を追えない理由は、その夢の達成を信ずる意志が弱かったからである。
それは何故であろうか…。
それは日々の生活を惰性化し、怠惰に埋もれてゆくところに起因しているのである。
其処に喜びがあるであろうか。
其処にトキメク想いが湧いてくるであろうか。
其処に深い深い安らぎを観じることが出来るであろうか。
本当の安らぎとは、快楽のような瞬間的な、束の間の時を濁すものではないのだ。
快楽からは真実の安らぎを観じ得ない。
それは水面に沸き立つ泡のようなものであり、ただ消えゆくのみであり、其処に残されるものは、空虚な遣る瀬無さだけである。
大抵の人は、この空虚な遣る瀬無さを埋め合わせんが為に、更に快楽を求め彷徨うのである。
もはや逃れられない奴隷のように、物質や肉体的欲望の虜となって隷属的立場に堕してゆくのである。
そうであってはならないのだ。
貴方たちは人間であることを想い出せ。
個性を有していることを想い出せ。
知性を、感性を、理性を、そして徳性を有している生命であることを忘れるな。
他の生命たちを愛する想いがあることを、決して忘れてはならないのだ。
貴方よ罪過の輪廻を断ち切る為には、気高き夢が必要である。
清らかで美しき理想を、描き続ける必要がある。
それらの夢を追い続け、実践し続ける中にのみ、あらゆる疑問が解決されてゆくであろう。
あらゆる悩み苦しみが解消されるであろう。
夢というものを抽象的のみに捉えて、実現不可能であると誤解している人たちよ、貴方たちには特に言っておこう。
貴方は何のために生まれたのか?
何のために生きているのか?
おそらくそれすら判るまい。
人間は単に偶然なる物質の結合によって生まれてきたのではないのである。
三次元的な方面からのみ見たとしても、現代の最先端を進んでいると言われる物理科学の領域を見渡してみても、其処には確固とした法則が働いているではないか…。
人が偶然に生まれてくるのであるならば、何と偶然の多きことか。
地上の七十数億の人間たちが、種族こそ違え、肌の色こそ違え、会話や生活形態こそ違え、みな一様に同じ姿形をしているではないか。
目が二つあり、鼻が一つあり、口も一つあり、耳が二つあり、手があり足があり、その位置までも同じであり、単に環境が異なることによる、考え方の違いが認められるだけである。
これが本当に偶然の結果であると、貴方は思っているのであるか…。
そうではないのです。
地上七十数億の人間が、みな一様に同じ姿形を採っているということは、それらの中心を統べる雛形とも言える設計図(理念)が、一人一人の人間を創り成す根源となっているのである。
そうした人間としての設計図を基にして、貴方が生まれてくる為には、貴方なりの人生計画が其処にあるということである。
貴方は貴方の人生計画の下に、地上に降り立ったのだ。
そして貴方が地上に生まれる前に、立ててきたところの人生計画こそ、貴方にとっての真実の夢である。
貴方は貴方の本当の夢を、必ず見つけ出さねばならない。
環境を見よ…。
其処には貴方が夢を達成させる為に、最も必要な人間と物資と、時期と場所とが用意されているではないか。
境遇を見よ…。
其処には今世の貴方が磨くべき、個性と人格と性格と、心の質と傾向性とが、物の見事に現れているではないか。
環境も境遇も、貴方の夢が何であり、貴方の使命役割が何であるかを、雄弁に語っているのである。
それら真実の夢に対する貴方にとっての気付きの要素は、実は貴方自身が用意してきた一つ一つの気付きである。
貴方はまず自分にとっての本当の夢(夢の本質)を、間違いなく発見せねばならないのです。
それが貴方の夢追い人生の、本当のスタートラインであるのだ。
06 実相流転 【炎の道標編】 【風の道標編】
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